CatMemoNote

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概要

システム設定ファイルはソフト全体の設定を保存しておくためのファイルです。中身はテキストファイルになっていますので値を直接変更することが可能です。

設定ファイルの書式

セクションとキー

[System]

アプリケーション全般の設定を保存します。

キー説明
DelayTrayIcon 0〜 タスクトレイにアイコンが登録されるまでの秒単位の時間(-1でアイコンを非表示)
MenuShortcut 0 or 1 メニューにショートカットキー名を表示するかどうか(0:しない 1:する)
ValidHotKey 0 or 1 ホットキー有効状態(0:無効 1:有効)
ValidGesture 0 or 1 マウスジェスチャー有効状態(0:無効 1:有効)
TabWheelMode 0 or 1 マウスホイールのタブ選択方向を逆にするかどうか(0:しない 1:する)
FontWheelMode 0 or 1 マウスホイールのフォント拡大方向を逆にするかどうか(0:しない 1:する)
SelectLoop 0 or 1 リスト選択や移動をループさせるかどうか(0:しない 1:する)
ListFocus 0 or 1 メモ一覧のフォーカス有効状態(0:無効 1:有効)
CreateReName 0 or 1 メモやタブの作成時に名前を編集状態にするどうか(0:しない 1:する)
CheckDelete 0 or 1 メモやタブの削除時に確認を行うかどうか(0:しない 1:する)
StatItemDoubleClick 0 or 1 ステータスバー項目の実行方法(0:シングルクリック 1:ダブルクリック)
MemoryPassWord 0 or 1 パスワードを記憶するかどうか(0:記憶しない 1:記憶する)
AddMemoEnd 0 or 1 ホットキーでのメモの追加位置(0:現在メモの次 1:リスト末尾)
CheckClipNewMemo 0 or 1 クリップボード貼り付け機能で新規メモを作成するときに確認を行うかどうか(0:しない 1:する)
MultipleStart 0 or 1 多重起動状態(0:多重起動させない 1:多重起動を許可)
CustomColor カラーコード カスタムカラー(色設定ダイアログの作成した色の一覧)のカラーコードをカンマ区切りで16色指定
HotKey 16進数 ホットキー情報をカンマ区切りで10個指定(キー保存方式
ShortcutKey 16進数 ショートカットキー情報をカンマ区切りで118個指定(キー保存方式
Mouse 16進数 マウス操作情報をカンマ区切りで240個指定

[Window]

ウィンドウの状態を保存します。

キー説明
Left 〜0〜 ウィンドウの表示x位置[px]
Top 〜0〜 ウィンドウの表示y位置[px]
Width 1〜 ウィンドウの幅[px]
Height 1〜 ウィンドウの高さ[px]
WindowMax 0 or 1 最大化状態(0:通常ウィンドウ 1:最大化ウィンドウ)
StayOnTop 0 or 1 最前面状態(0:通常ウィンドウ 1:最前面ウィンドウ)
Transparent 0 or 1 半透明化状態(0:通常ウィンドウ 1:半透明ウィンドウ)
Opacity 0〜100 不透明度(0〜100%)
WindowShade 0 or 1 ウィンドウシェード状態(0:off 1:on)
WindowSnap 0 or 1 ウィンドウスナップを行うかどうか(0:しない 1:する)
SnapWidth 1〜 スナップ間隔[px]
ExitMin 0 or 1 終了ボタンで最小化するかどうか(0:しない 1:する)
StartMin 0 or 1 最小化状態で起動するかどうか(0:しない 1:する)
CaptionMode 0〜2 タイトルバーテキスト表示方法(0:メモ名 1:[メモ番号]メモ名 2:[タブ番号]タブ名[メモ番号]メモ名)
AutoHide 0 or 1 自動的に隠すかどうか(0:しない 1:する)
AutoHideAction 0〜3 自動的に隠す動作(0:マウスが離れたときにウィンドウシェード 1:マウスが離れたときに最小化 2:非アクティブ時にウィンドウシェード 3:非アクティブ時に最小化)
StartPosition 0 or 1 起動時のウィンドウ位置を指定するかどうか(0:しない 1:する)
ActiveEdge 0 or 1 画面端表示有効状態(0:無効 1:有効)
ActiveArea 0〜255 画面端表示領域(1:左 2:右 4:上 8:下 16:左上 32:右上 64左下 128:右下)※合計した数値を指定
ShowStatusBar 0 or 1 ステータスバー表示状態(0:非表示 1:表示)
Task 0〜2 タスク表示種類(0:タスクバーボタン 1:タスクトレイ 2:最小化時のみタスクトレイ)
EndDispOption 0〜10 最後に表示されていたオプション画面(プロパティシートのページ番号)
EndDispOperation 0〜2 最後に表示されていた操作設定の種類(0:ホットキー 1:ショートカットキー 2:マウス操作)
StatusBarItem 4桁の16進数 ステータスバー表示項目をカンマ区切りで15個指定(前の2桁:項目の種類 後の2桁:表示状態[0:非表示 1:表示])

[Tab]

タブの設定を保存します。

キー説明
Index 0〜 終了時の選択タブ番号(0から開始)
Scroll 0〜 終了時のタブスクロール位置[px]
SaveDirectory 文字列 管理フォルダの保存先フォルダ
ShowTab 0 or 1 タブバー表示状態(0:非表示 1:表示)
TabScrollPixel 0〜 タブの左右スクロールボタンを押し続けたときの1回の移動量[px](0で加速移動)
NewName 文字列 作成時の名前
NewNameHome 文字列 連番の前の文字
NewNameDigit 1〜 連番の桁数
NewNameEnd 文字列 連番の後の文字
TabMonospace 0 タブを等幅で表示するかどうか(0:しない 1:する)
MinTabWidth 1〜 タブ最小幅[px]
MaxTabWidth 1〜 タブ最大幅[px]

[Memo]

メモ一覧の設定を保存します。

キー説明
ShowList 0 or 1 メモ一覧を表示するかどうか(0:しない 1:する)
Width 0〜 メモ一覧の幅[px]
Layout 0 or 1 メモ一覧の配置(0:左 1:右)
ShowIcon 0 or 1 アイコン表示状態(0:非表示 1:表示)
ShowTreeLine 0 or 1 ツリーライン(接続線)表示状態(0:非表示 1:表示)
ItemHeight 10〜 項目の高さ[px]
TreeIndent 0〜 ツリーインデント幅[px]
VScroll 0〜2 垂直スクロールバー表示状態(0:常に表示 1:必要なとき表示 2:表示しない)
SaveCaret 0 or 1 カーソル位置を記憶するかどうか(0:しない 1:する)
SaveFont 0 or 1 フォント情報を記憶するかどうか(0:しない 1:する)
SaveWordWrap 0 or 1 折り返し設定を記憶するかどうか(0:しない 1:する)
SaveVertical 0 or 1 縦書き設定を記憶するかどうか(0:しない 1:する)
NewName 文字列 作成時の名前
NewNameHome 文字列 連番の前の文字
NewNameDigit 1〜 連番の桁数
NewNameEnd 文字列 連番の後の文字

[Edit]

テキストエディタの設定を保存します。

キー説明
DefaultFont フォント情報 作成時のフォント情報をカンマ区切りで3個指定(フォント名,フォントサイズ[pt],フォントスタイル(1:太字 2:斜体)※合計した数値を指定)
DefaultLineSpace 〜0〜 作成時の行間[px]
DefaultWrapMode 0〜2 作成時の折り返しモード(0:折り返さない 1:指定文字数 2:ウィンドウ幅)
DefaultWrapLength 1〜 作成時の折り返し文字数(半角文字単位)
DefaultVerticalView 0 or 1 作成時の縦書き設定(0:横書き 1:縦書き)
TabStop 1〜 タブ幅
MarginLeft 0〜 左余白[px]
MarginTop 0〜 上余白[px]
MinFontSize 1〜 最小フォントサイズ[pt]
MaxFontSize 1〜 最大フォントサイズ[pt]
ScrollMargin 0〜 カーソル余白行
ScrollLines 1〜 スクロール行数
ScrollInterval 10〜 スクロールバーのボタンやトラックを押し続けたときのスクロール開始時間[ms](値が小さいほど早くスクロールします)
VScroll 0〜2 垂直スクロールバー表示状態(0:常に表示 1:必要なとき表示 2:表示しない)
HScroll 0〜2 水平スクロールバー表示状態(0:常に表示 1:必要なとき表示 2:表示しない)
AutoIndent 0 or 1 オートインデントを行うかどうか(0:しない 1:する)
AutoIndentChar 文字列 オートインデントに使う文字
ColorMode 0〜1 エディタ表示色(0:テーマの色 1:設定した色)
EditShowItem 0 or 1 エディタ表示項目の表示状態をカンマ区切りで36個指定(0:非表示 1:表示)
EditColorItem カラーコード エディタ表示項目の色情報をカンマ区切りで36色指定
ThemeCaret 0 or 1 テーマのキャレットを使用するかどうか(0:しない 1:する)
CaretLineStyle 0〜1 カーソル行のスタイル (0:背景塗り潰し 1:下線)
LineNumberSeparator 0〜2 行番号の区切り線のスタイル(0:なし 1:実線 2:点線)
PageNumberLine 1〜 1ページの行数
TabStyle 0〜2 タブ記号のスタイル(0:[> 1:→ 2:|)
GuideLineStyle 0〜3 ガイドラインのスタイル(0:行罫線 1:タブ区切り 2:全角区切り 3:指定長区切り)
GuideLineLength 1〜 指定長区切りガイドラインの文字数(半角文字単位)
LineNumberDigit 1〜 行番号の最小桁数
SingleClickLink 0 or 1 リンクの実行方法(0:シングルクリック 1:ダブルクリック)
CheckLinkOpen 0 or 1 リンク実行時に確認するかどうか(0:しない 1:する)
UserBrowser 0 or 1 URL実行方法(0:既定のブラウザ 1:指定したブラウザ)
UserBrowserPath 文字列 Webブラウザのパス
UserMailSoft 0 or 1 メールアドレス実行方法(0:既定のメールソフト 1:指定したメールソフト)
UserMailSoftPath 文字列 メールソフトのパス
StartIME 0 or 1 起動時にIMEの日本語入力をONにするかどうか(0:しない 1:する)
VerticalIMEPosX 〜0〜 縦書き時のIME変換ウィンドウ調整x位置[px](IMEの種類によっては縦書きの変換ウィンドウがずれることがあるのでその場合ここを変更することで調整できます)
VerticalIMEPosY 〜0〜 縦書き時のIME変換ウィンドウ調整y位置[px](〃)

[Search]

検索機能の設定を保存します。

キー説明
BarWidth 0〜 検索バーの幅[px]
MatchCase 0 or 1 大文字/小文字を区別して検索するかどうか(0:しない 1:する)
WordOnly 0 or 1 単語単位で検索するかどうか(0:しない 1:する)
Revers 0 or 1 先頭(末尾)から再検索するかどうか(0:しない 1:する)
SearchWord0 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord1 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord2 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord3 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord4 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord5 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord6 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord7 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord8 文字列 検索履歴の文字列
SearchWord9 文字列 検索履歴の文字列
SearchWordFlag 0 or 1 文字列を検索条件にするかどうか(0:しない 1:する)
MemoNameFlag 0 or 1 メモの名前を検索条件にするかどうか(0:しない 1:する)
IconFlag 0 or 1 アイコンを検索条件にするかどうか(0:しない 1:する))
IconID 0〜4 検索条件のアイコンID(0〜4:各アイコンID)
Range 0〜1 検索範囲(0:すべてのタブ 1:現在のタブ)
Result 0〜2 検索結果の表示方法(0:すべての箇所 1:行ごとにまとめる 2:メモごとにまとめる)

[Template]

定型文の設定を保存します。同名の「Item」キーのみ複数行で保存されます。パラメータはカンマ区切りで3個です。

カンマ区切り説明
1番目 文字列 定型文の名前
2番目 文字列 定型文本文
3番目 4桁の16進数 ショートカットキー情報(キー保存方式

[Tool]

外部ツールの設定を保存します。同名の「Item」キーのみ複数行で保存されます。パラメータはカンマ区切りで8個です。

カンマ区切り説明
1番目 文字列 ツールの名前
2番目 文字列 ツールのパス
3番目 文字列 ツールのパラメータ
4番目 文字列 ツールの作業フォルダ
5番目 4桁の16進数 ショートカットキー情報(キー保存方式
6番目 4桁の16進数 ホットキー情報(キー保存方式
7番目 0〜3 起動時のウィンドウサイズ(0:通常のウィンドウ 1:最小化 2:最大化)
8番目 0〜31 動作フラグ(1:実行時メモ保存 2:起動時実行 4:終了時実行 8:テキスト選択時有効 16:通常メモ編集時有効)※合計した数値を指定

[Clip]

クリップボード監視機能の設定を保存します。

キー説明
WatchClipboard 0 or 1 クリップボード監視機能の有効状態(0:無効 1:無効)
PasteMode 0 or 1 貼り付けモード(0:現在メモ 1:指定メモ)
PasteTab 文字列 貼り付けるタブ名(フォルダパス)
PasteMemo 文字列 貼り付けるメモ名
PastePosition 0 or 1 貼り付ける位置(0:テキスト先頭 1:テキスト末尾)
PasteHome 文字列 貼り付けるテキストの前に付加する文字
PasteEnd 文字列 貼り付けるテキストの後に付加する文字

[Theme]

テーマの設定を保存します。

キー説明
ThemeDirectory 文字列 現在のテーマ(フォルダ名)
BackImageMode 0〜3 テキストエディタ内の壁紙表示モード(0:背景なし 1:カレンダー 2:指定壁紙 3:テーマの壁紙)
CalendarPosX 0〜100 カレンダー表示x位置[0〜100%]
CalendarPosY 0〜100 カレンダー表示y位置[0〜100%]
BackImagePath 文字列 指定壁紙の画像ファイルパス(BMP形式のみ対応)
BackImagePosX 0〜100 指定壁紙の表示x位置[0〜100%]
BackImagePosY 0〜100 指定壁紙の表示y位置[0〜100%]
BackImageVRepeat 0 or 1 指定壁紙を垂直方向に敷き詰めるかどうか(0:しない 1:する)
BackImageHRepeat 0 or 1 指定壁紙を水平方向に敷き詰めるかどうか(0:しない 1:する)
Sound 0 or 1 サウンドの再生状態(0:再生しない 1:再生する)
Animation 0 or 1 タスクトレイアイコンをアニメーション表示するかどうか(0:しない 1:する)
DropShadow 0 or 1 ウィンドウに影を付けるかどうか(0:しない 1:する)※Windows2000以上

[Tab#]

各タブで管理するメモの設定を保存します。このセクションは少し特殊で、タブの数だけセクションが作成されます。セクションの#の部分は連番になります。

キー説明
Path 文字列 管理フォルダのパス(相対パス可)
Index 0〜 最後に選択していたメモ番号(0から開始)
Scroll 0〜 スクロール位置
Memo 各メモ情報(詳細は以下)

「Memo」キーはタブにあるメモの数だけ複数行で保存されます。パラメータはカンマ区切りで14個です。また、このキーはツリー構造を記憶するためタブ文字を先頭に付けて保存しています。メモの順番も上から下へ並びます。ツリー構造とタブ文字のインデントが対応しない場合でも読み込み時に自動で調整されるので設定ファイルを編集するときは先頭のタブ文字は適当でもかまいません。

カンマ区切り説明
1番目 文字列 メモ名
2番目 0〜5 アイコンID
3番目 0〜 テキスト選択開始位置
4番目 0〜 テキスト選択終了位置
5番目 0〜 垂直スクロールバー位置
6番目 文字列 フォント名
7番目 1〜 フォントサイズ[pt]
8番目 0〜3 フォントスタイル(1:太字 2:斜体)※合計した数値を指定
9番目 〜0〜 行間[px]
10番目 0〜2 折り返しモード(0:折り返さない 1:指定文字数 2:ウィンドウ幅)
11番目 1〜 折り返し文字数(半角文字単位)
13番目 0 or 1 縦書き状態(0:横書き 1:縦書き)
13番目 0〜1 項目の状態(0:通常メモ 1:暗号化メモ)
14番目 0 or 1 ツリー開閉状態(0:閉じている 1:開いている)

ショートカットキー、ホットキー情報の保存方式

ショートカットキーやホットキーは4桁の16進数で記憶されます。前の2桁は修飾キー(1:Ctrlキー 2:Shiftキー 4:Altキー 8:Windowsキーを足し合わせた数)、後の2桁は仮想キーコードです。(仮想キーコードについては関連のサイトなどをご参照ください。) 先頭が0になる場合は省略できます。

例: Win+C = 0843、 Win+Z = 085A、 Alt+無変換 = 41D、 F1 = 70