• 本ソフトは、各種音源から、中央に定位する音をリデュース(抑え込み)または取り出すソフトウェアです。
    音楽のほとんどが、ボーカルが中央に定位していることから、結果として大幅にボーカルをリデュースすることができます。
    (※但し、他に中央に定位している音がある場合は、リデュースの巻き添えになります)
     
  • 対応入力フォーマットは Wave/(mp3/Ogg Vorbis/Monkey's Audio/FLAC/Windows Media Audio) 16bit/8bit Stereo です。
    サンプリング周波数は問いませんが、32000Hz,44100Hz,48000Hz (32kHz,44.1kHz,48kHz) での使用をお奨めします。
    これらの条件を満たさないフォーマットですと、正常な動作をいたしません。
     
  • 出力フォーマットは Wave/(mp3/Ogg Vorbis/Monkey's Audio/FLAC/Windows Media Audio) 16bit Stereo です。
     
  • Windows Media Audio を読み書きするには、Windows Media Player 9.0 以上がインストールされている必要があります。
     
  • 簡易ファイル形式変換ができます(すべての処理をバイパス)。
     
  • 中央に定位する(L・Rに共通して含まれる)音をリデュースします。
    このとき、リデュースの対象となる周波数帯を選択することができます。
     
  • 中央に定位する音を取り出すこともできます(逆モード)。
     
  • 一般的なカラオケ化機能(L-R)とは異なり、ステレオ感を保ったまま、疑似的にボーカルを消すことができます。
    ただし、完全なカラオケを生成するものではないことをご理解ください。
     (ボーカルの他に、中央に定位する楽器等を巻き込みます)
     
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  • ボーカルの消え方、他楽器の巻き込み具合は音源によって異なります。
    きれいに消える音源もあれば、全くもって消えにくい音源もあります。

  • パラメータによる調節ができます。曲に合わせて色々と変えてみてください。
    Aパラメータ [振幅: Amplitude] , Pパラメータ [位相: Phase]で、L Rチャネル間の許容差を設定できます。
     
  • カラオケ化アルゴリズムの調整ができます。

    ▽シンセティック
     減算する過程に、重み付け係数を付加したものです。
     Pパラメータを強くしても、ひどい巻き込みが起こりにくくなります。
     
  • このほか、作者も特性をよく把握していません。通常はシンセティックをONにして使うとよいでしょう。
    特性が分かりましたら、ぜひ作者まで (hiro@kurakimai.com) 教えてください。
     
  • 簡易プレイヤーは DirectX 8 以上がインストールされていないと使用できません。
     
  • サウンドエンハンサーが使用できます。ただし、逆モードとは併用できません。
     
  • 簡易キーチェンジができます(平均律:-5〜5)。ただし、次の制限事項があります。
     
    • キーチェンジと逆モードは併用できない
    • あまり綺麗なキーチェンジではない