●導入方法
  前バージョンからアップデートする場合

 前バージョンである『SRPGコンバータ for Ace』『多人数SRPGコンバータ for Ace』から移行する場合、
 以下の手順で行ってください。
 以下の手順は、既に制作途中のゲームファイルにSRPGコンバータNEXTのスクリプトや素材をコピーする
 方法をとっていますが、SRPGコンバータNEXTに既に制作したデータやマップをコピーする方法でも
 構いません。
 注意)導入前のセーブデータは使えなくなります。

 STEP.1 スクリプトをコピーする
  以前使用してたスクリプトをすべて削除し、新たに『SRPGコンバータNEXT』のスクリプトを、
  「▼ 素材」の欄にコピー&ペーストしてください。
  その際、スクリプトの順番は必ず同一にしてください

  *スクリプトをコピーする際、RPGツクールVX Aceでサンプルゲームを開いてコピーしても大丈夫ですが、
   同梱されているテキストファイルの内容をコピーしていただいても構いません。
   スクリプトの内容は同一です。テキストファイルは、コピーする手間が省けるよう、まとめてあります。
   なお、テキストファイルをコピーする場合、01から順になるようにしてください(01が上)。

 STEP.2 画像をコピーする
  Graphicsフォルダに存在するBattlers, Characters, Pictures, Battlebacks1, System内の画像を
  ゲームフォルダの対応するファイル内にコピーしてください。
  以前の画像は削除、もしくは上書きしてください(削除した方が確実です)。

 STEP.3 DLLファイルをコピーする
  Systemフォルダ内の『CAMouse.dll』を、同じようにSystemフォルダにコピーしてください。
  マウス操作を使用しない場合はコピー不要です
  (その場合、スクリプト『CAlt:ユニバーサル・マウス』を削除してください)。

 STEP.4 マップID1番をコピーする
  少人数戦闘では、マップID1番のイベントを呼び出して使用します。
  ID101〜112のイベントを使用しており、これらがID1番のマップに存在する必要があります。
  前バージョン(『SRPGコンバータ for Ace』)とは設定内容が異なるため、必ずコピーし直してください
  なお、コピー時はコピー後のマップIDが1番になっているか、マップの設定で確認してください。

 STEP.5 データベースを修正・追加する
  前バージョンで作成したデータは基本的にそのまま利用可能です。
  ただし、スキルやアイテム・装備の説明欄など前バージョンから変更となった個所もありますので、
  注意してください。
  また、エネミーの画像は名前を若干変更してあるため、エネミー画面で修正する必要があります。
  他に、NEXTで新たに加えられた機能については、新たに加えていきます。

 STEP.6 マップを修正・追加する
  『多人数コンバータ』で作成したマップは、基本的にはそのまま利用することができます。
  ただし、イベントユニットの設定は大きく変わっていますので、確認・修正してください。
  また、初期状態ではスイッチ1番『戦闘タイプ切り替え』がオンになっていないと多人数バトルとして
  機能しません。カスタマイズ・ポイントの確認・切り替えやスイッチの設定をしてください。
  他に、NEXTで新たに加えられた機能については、新たに加えていきます。

 STEP.7 カスタマイズの確認・変更
  カスタマイズ・ポイントでは、様々な機能を変更することができます。
  その中で、スイッチ・変数のIDを指定し、その状態で機能を変更するものがあります。
  デフォルトでいくつかのIDが指定されているため、それらを既に使用していないか確認してください。
  使用している場合、スクリプトで使用するIDを変更することで、別のスイッチ・変数を利用できます。

 STEP.8 独自のキャラクター/バトラーグラフィックを利用している場合
  RTP以外のキャラクター/バトラーグラフィックをエネミーに利用する場合、
  追加の設定が必要になります。
  本マニュアルの『エネミー』に従って、画像ファイルを確認/追加してください。

○SRPGコンバータNEXTに既に制作したデータやマップをコピーする場合
  ダウンロードした本素材集を開き、データベースやマップをコピーしてください。
  その際、上記のように前バージョンから変更された部分に注意してください。
  また、マップIDが変わる場合、イベント>「マップの移動」の接続先も直す必要があります。

  コピー後は、カスタマイズの設定や独自のグラフィックの設定を行ってください。

*omake_pictureフォルダに入っている画像は、使わない場合削除してください。