●少人数戦闘
  作り方の流れ

ここでは、少人数戦闘の作り方の流れについて解説します。
少人数戦闘は、ツクールデフォルトの戦闘(フロントビュー戦闘)を継承して作っているため、
デフォルトの戦闘を作るのとほとんど同じ感覚で作ることが可能です。

1.データーベースを作成する
  アクターやエネミーなどを制作します。

2.トループを作成する。
  少人数戦闘では、トループによって出現エネミーの種類と初期位置を決定します。
  本マニュアルの『トループ』を見ながら、設定してください。

3.『少人数戦闘用イベント』のマップを、マップID1番に作成する。
  本素材集では、マップID1番のマップにあるイベントを呼び出し、ユニットとして利用します。
  そのため、マップID1番には専用のマップを用意する必要があります。
  基本的には、サンプルとして作られているマップをそのままコピーしてください。

4.『カスタマイズ・ポイント』の『戦闘形式の変更』がfalse またはオフになっていることを確認する。

5.通常のエンカウントまたはイベントで戦闘を開始する。
  基本的に、デフォルトの戦闘を作るのと同じように戦闘を開始することができます。
  通常のエンカウントの場合、先制・不意打ちも機能します。

  ユニットとなるイベントは、マップID1番から呼び出すため、改めて設定する必要はありません。

  なお、戦闘に際してはユニットが配置できるスペースが必要です。
  可能な限りキャラクターが重ならないように計算していますが、狭すぎる場所で戦闘開始すると
  キャラクターが重なってしまい、エラーを起こしてしまいます。
  マップを作る時は、あまり狭いスペースができないよう注意することが推奨されます。

6.特殊ユニットを使用する場合
  少人数戦闘でも特殊ユニット(イベントユニットなど)を使用することが可能です。
  その際、イベントID101〜112番は、アクター・エネミーユニットが占有しているため、
  特殊ユニットを使用できません(101〜112に作っても無視されます)。
  100体以上のイベントを使用するマップで少人数戦闘を使用する際は気を付けてください。
  なお、少人数戦闘ではダミーエネミーは使用できません。

  *1 特殊ユニットについては、『多人数戦闘』の『特殊ユニットの作成』の項目を参照してください。
  *2 以前までのバージョンでは、イベントID1〜12を使用していましたが、
     101〜112を使用する形に変更しました。ID1〜12のイベントも使用できるようになりました。
     なお、以前のバージョンを使用している方は、マップID1番をコピーし直してください

7.バトルイベント
  トループのバトルイベントやイベントユニットによって実行可能です。
  なお、イベントユニット(特殊ユニット全て)を作る場合は、イベントID101〜112以外に作成してください。