●多人数戦闘
   エネミーの作成

○エネミー作成の基本
イベントを作成し、名前に
<エネミー X> (<>で両側を囲み、中にアクター+ (半角スペース)+半角数字)
と入力すると、エネミーユニットとなります。

この場合、ID33番のエネミーになります。

エネミーは、同じIDを指定したユニットを複数作ることができます。
同じ名前のエネミーが複数いる場合、デフォルトの戦闘と同様名前の末尾にA,B,C……と付加されます。

○エネミーIDの設定方法
<エネミー X>の X に 1 以上の数値を入力すると、その数字のエネミーIDのユニットになります。
アクターと異なり、0 を使用することはできません。

○経験値・お金・アイテムの入手
経験値、お金、アイテムが設定されている場合、そのエネミーを倒した時点でそれらが入手されます。
経験値は、エネミーを倒したユニットが入手する他、
戦闘に参加している他のメンバーも一定割合で入手します(割合はスクリプトで変更可能)。

また、データーベースのシステム>オプションで、『控えメンバーも経験値を獲得』にチェックがついていると
控えメンバーも戦闘に参加した他のメンバーと同じ割合で経験値を入手します。

○初期位置と向きの設定
イベントの位置がそのまま戦闘開始時の初期位置となります。
また、向きもイベントの向きがそのまま設定されます。

イベントコマンド等でイベントが移動した場合、移動後の位置が初期位置となります。

○キャラクターグラフィックの設定
戦闘開始時に、イベントのグラフィックはアクター・エネミーで設定されたグラフィックに変化します。

ただし、イベントグラフィックが変更されるのは戦闘開始後のため、
戦闘開始前にもグラフィックを表示したい場合は、別に設定する必要があります。

なお、透明化および不透明度の変更は利用できません(戦闘不能や隠れで使用しているため)。