ストーリー
とある女子高生、三方美紀は気づくと見知らぬ場所にいた。
辺りには何も無い。
砂砂砂…の中に一軒の小屋だけがあった。
そこに残されたメモ曰く、
「これをあなたが見ていると言う事は私はもうこの世界から去っているのかもしれない。
見ての通り、ここは何も無い世界よ。
時折、我々のような部外者が何かの弾みで飛ばされてくるみたい。
この小屋からつながっている地下迷宮、
どうやらそこにこの世界からの脱出の手がかりがあるようなのだけれど…。
地下迷宮には防衛システムが張り巡らされている。
行くなら覚悟して行く事ね。
それにしても、一体誰が何のためにこの世界を作ったのかしら?」
メモの主はこれを残した後、
無事地下迷宮の何かを突き止めてこの世界を去ったのだろうか?
「…無茶な事言ってくれるわね。
こっちは人しか殺せない普通の女子高生だって言うのに。」
そう言いながらも、さも当然のように
美紀は地下迷宮へと進んでいくのだった。