Wheel Redirector を初めて起動すると、タスクトレイにウィンドウの中に歯車が入った形の Wheel Redirector のアイコンが表示されます。
注)もし表示されないときは、もう一度起動してください。表示されるようになります。
これが表示されている間は、ホイール動作がフォーカスウィンドウからマウスのあるウィンドウへとリダイレクトされます。
Wheel Redirector のアイコンを右クリックするとメニューが、左ダブルクリックすると動作の編集ダイアログが表示されます。
Wheel Redirector を無効にしたり、有効にしたりします。
アイコンが変化し、今有効なのかどうか一目でわかるようになっています。
Wheel Redirector を常に使用するため、邪魔なアイコンを表示しておく必要がない方のためにアイコンを非表示にすることが出来ます。
アイコンを消すと Wheel Redirector のオプションの変更などはできなくなりますが、 Wheel Redirector を二重起動すると表示されるようになります。
スクロールするウィンドウ、およびアプリケーションを最前面に持ってきます。 要望があったことと、いくつかのアプリケーション(Excelなど)は前面にないとスクロールしてくれないのでつけました。
メニューを表示中ホイールするとハイライトを移動し、中クリックで選択(サブメニューのときは展開)できるようになります。 なれないと扱いにくいですが、使いこなせば便利になるかもしれません。
古いアプリケーションでも動作するようにするため、マウスホイールをスクロールバーの移動に変換します。 Shift+ホイールまたはCtrl+ホイールで横スクロールできます。
互換モードで動作時、マウスホイールの一目盛り辺り何行スクロールするかを指定します。
マイナスの値を指定すると逆向きにスクロールします。
カスタム動作を追加します。
カスタム動作を編集します。
マウスのプロパティを表示します。
メッセージのリダイレクト情況をモニターします。
カスタム動作は 1.3 から新しく取り入れられた機能で、 ウィンドウやアプリケーションごとに Wheel Redirector の動作を制御できます。 相性の悪いアプリケーションでの使用を停止したり、特定のウィンドウだけ逆向きにスクロールなども出来ます。
動作を追加を選択すると、カスタム動作のプロパティダイアログが開きます。 各項目を埋めて OK ボタンで追加します。
ここで設定された項目は全て後で修正することが出来ます。
この動作につけるわかりやすい名前です。
空欄でもかまいません。
この動作が適用される対象のアプリケーションのファイル名です。
チェックボックスを消すとアプリケーション名は無視し、どのプログラム内にあるかにかかわらず同じ種類のウィンドウ全てに適用されます。
この動作が適用されるウィンドウの種類を指定します。
全てのウィンドウはクラス(=分類)によって分けられます。 たとえば BUTTON(=ボタン)EDIT(=エディットボックス)などです。
アプリケーションによってはこのほかにも独自のクラスを定義して使用していることもあります。 この欄にその名前を指定すると同じクラスに属する全てのウィンドウをこの動作の対象にします。
チェックボックスを消すとウィンドウのクラスは無視し、指定されたプログラム内のウィンドウ全てが対象になります。
この動作を有効にするか、または一時的に無効にしておくかを指定します。
クリックするとタイマーのカウントダウンが始まり、0になった時にカーソルがあったウィンドウの情報を取得します。
以下は現在使用可能な動作の一覧です
対象ウィンドウを Wheel Redirector の動作対象からはずします。
相性の悪いアプリケーションなどを指定してください。
対象ウィンドウを互換モードでスクロールします。
古いアプリケーション、あるいは開発者が手を抜いてマウスによるホイールに対応していないウィンドウを指定してください。
これはオプションで指定されたデフォルトのモードよりも優先されます。
対象ウィンドウをマウスホイールでスクロールします。
これはオプションで指定されたデフォルトのモードよりも優先されます。
対象ウィンドウはそのウィンドウ内にあるスクロールバーによってスクロールされます。
この機能が必要になることはまれですが、Visual Basic Editor などのエディタはこの部類に入るようです。
対象ウィンドウはそのウィンドウと同じウィンドウ内にあるスクロールバーによってスクロールされます。
このタイプのウィンドウは見たことはありませんが、どこかにあるかもしれません。
注)同じウィンドウ内にあるスクロールバーを探すだけなので全然関係ないウィンドウがスクロールされる危険性もあります。
チェックボックスをはずすと、対象を前面に出しません。 つけると、常に前面に出します。 グレイにすると、トレイアイコンのメニューで指定されたデフォルトの動作に従います。
すでに追加された動作を編集、削除します。
ダイアログ下部のボタンかツリー内でのコンテキストメニューで操作します。