ある日、妖精のノゾミちゃんは旅をしている男の子の妖精に出会います。
旅人さんは、小さなゼンマイがついた人形を差し出してこういいました。
「クックック、この魔の小人は触れた者に擬態する。そして定められし刻まで使役できるのだ」
ノゾミちゃんが人形に触ると、人形はノゾミちゃんそっくりになりました。
人形に夢中になっていると、旅人さんは
「気に入ったようだな。ならばくれてやろう、貴様の盟友と共に存分に遊んでくるがいい」
と言ってくれたので、ノゾミちゃんは旅人さんにお礼を言うと、お友達のセイジくんやヒカルちゃんのところへ向かいました。