戦闘とカード



●戦闘概要

 一言で書くならば、「ターン型コマンドRPG」となります。
 ただし、普通のツクールデフォルトとは一線を画する場所があります。

・「通常攻撃」が存在しない点。
・味方が攻撃する際に「カード」を消費して攻撃する点。
・一般的に言うHPに値するパラメータが「LP」「FP」の2つある点。





●スキルの選択

 味方が攻撃する場合、所定のカードが手札に無ければ使用できません。
 カードは有限なリソースではなく、次々とローテーションしていくものなので、安心して消費して下さい。
 「近」「遠」「技」「魔」のカードの枚数は、戦闘時のキャラの顔の下部に表示されています。





●防御・かばう

 ターン中、耐性+10、FP回復+60の補正を行います。
 防御を選んだ場合、そのターンドロー枚数が1になります。
 かばうを選んだ場合、そのターンドロー枚数が0になり、味方への攻撃を全て請け負うようになります。





●状況確認

 戦闘中でもステータス画面を見られます。
(デフォで)キーボードQ・Wを押す事で、「敵のパラメータも」見る事が出来ます。





●攻撃とドロー

 味方キャラが攻撃する際、攻撃前にドロー判定が行われます。
 通常、ドロー枚数は3枚で、初期手札は5枚、手札上限は7枚、デッキ枚数は40枚。
 「ドローカード」と「攻撃に使用したカード」を比べ、同じ物があった場合は攻撃にボーナスが入ります。
 もしもデッキが0になった場合、GPを40消費し自動的に再充填されます。

1枚目:威力+10 命中力+10
2枚目:追撃技をランダムで発動
3枚目:フィニッシュ技をランダムで発動。


・同じ3枚消費の攻撃でも「遠遠遠」より「遠技魔」の方がボーナスを得やすいという事です。
・手札が6枚の時に消費1枚の攻撃をしても、2枚しかドロー出来ない(=ボーナスを得にくい)ので、ただ手札を増やせば有利というわけではありません。
・手札事故を起こさないようにうまくやりくりしましょう。


 なお、敵にこのルールはありません。





●LP・FPダメージ

 攻撃された側はダメージを受けます。
 ……が、この作品にはHPに該当するパラメータが2つ存在します。

 先にFP(命中力依存)のダメージ計算を行います。
 ここでFPダメージが被攻撃側FPよりも低かった場合は、FPダメージが適用されます。
 この場合、「注意力を使って攻撃を回避した」という構図になります。 

 被攻撃側のFPが足りなかった場合は、LP(近接or遠隔と威力)のダメージ計算が行われます。
 この場合、「気が回らなかったり体勢が崩れて被弾した」という構図になります。

 FPは毎ターン回復するもので、「崩れた体勢を立て直した」という構図になります。
 なので、FPを削ったら、そのまま攻撃を継続してLPを減らす事を推奨します。

・回復魔法は存在しませんので、FPに負担が偏らないようにうまくやりくりしましょう。
・なお、デバフ(悪性ステータス異常)は「回避」する事が出来ません。





●戦闘不能

 LPが0になると行動不能になり、味方全員がなると敗北になります。
 戦闘終了後にLP・FP25%で戦闘不能から復活しますが、GPを150消費します。

 ステージよって、全滅時にゲームオーバーになったりそのまま進行したりします。





●回復について

 この作品にいわゆる回復魔法や回復薬はありません。
 戦闘終了後にLP・FPが25%を切っていたキャラは25%になるように回復はしますが、雀の涙です。
 自然回復するFP以外のLP・GP・手札のやりくりはとても大切です。
 しかし、ステージクリア毎に全快処理が入りますので、安心して消耗して下さい。