弓道を始めたとして…

弓道を始めたとして…どんな練習をしていくんだろう?さすがにいきなり道具渡されて(・o・)ノハイ勝手に上手くなってくださいって、そんなんだったらさみしくて泣いちゃいますよね。そんな不安にお答えしましょう♪ってことで。私は高校から弓道始めているので、高校入部から私がどんな風にして弓を覚えていったのかを例にあげて不安をフッ飛ばしていきましょーw

 
●まず徒手で… ●これぞ初心者の必需品☆ゴム弓 ●待ちに待ったホンモノの弓
●まきわら3年 ●念願の的に向かって〜SHOOT★

 

 

まず徒手(としゅ)で…

まずは、弓を引く動作、イメージを身体に覚えこませます。弓とかなにも持たずに形だけ真似て

動作を行ないます。これを徒手(としゅ)による練習といいます。日常の生活の中で弓を引く

動作なんていうのは、弓道をやってなければ、、まずしないでしょう。それだけに、弓を引く動作を

最初に脳みそに記憶する練習なので、とても大事だと認識しております。反復練習で、かなり形に

なるまで脳みそに叩き込んでから次の段階に移った方が良いかな〜なんて思ったり。

もちろん弓道経験のある人に形を見てもらってね。

 

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●これぞ初心者の必需品☆ゴム弓

「ゴム弓」、ごむゆみ、またはごむきゅうと読みます。いろいろ種類があるみたいだけど、ゴムで

作った弓道練習用の道具です。イメージは図を見てね☆ このゴム弓を使うことで実際の弓と

同じ様な筋肉の働きをつかった弓の練習が出来ます。矢を飛ばすことは出来ないけど、放つ

動作の練習も十分にできます。高校の時は、マイゴム弓持ってました^^; 何がいいかって、

家の中でも旅先でもなんとお風呂の中でも弓道の練習が出来てしまうこと♪

私は超弓道おバカだったので、所かまわず練習してましたv でも初心者に限らず、経験者でも

初心に戻るためや、弓の技術を調整するための大事な大事な一品でございます。

ゴム弓様でございます。

大体このゴム弓の練習で、おおまかな自分の射形(弓の引き方全般のこと、弓道ではこう

呼びます。)が確立されるといっていいでしょう。ここをおろそかににして先に進むことは、

結局あとで技術につまづくことになるので、しっかりと練習しとかないとね!!

結局どのスポーツでも同じ事、最初の基本の習得のために、めんどうでも十分に時間をかけて、

確実に段階を踏んでステップアップしておくことが、一流者への近道ということです。

ま、一流でない私が言っても説得力なかったりとか…^^;

 

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  待ちに待ったホンモノの弓

いや〜、あのときは感動しましたぁ、ホント。初めてホンモノの弓をつかっての練習をさせて

もらえるようになったのは!!高校のときは、いちおう、先輩からそれなりのいい感じの射形で

ゴム弓を引ける人から、順次ホンモノの弓で練習する許可があたえられました。

それほどゴム弓大切です、大切なんですぅ〜、あ、ゴム弓の話は終わったんだっけ?^^; 

えーと、弓を使った練習としては、ほむまの高校のケースでは、最初に「手の内の練習」、

次に「素引き練習」の2つステップがありました。

 

@手の内(てのうち)の練習

 えーと、弓道でもっとも大事な技術のひとつに「手の内」があります。「手の内」とは、弓を

握る側の拳(普通は左手)の技術のことです。左手拳はタダ単に弓を支えてるだけではなく、

…えーと、いろいろあるんです^^; ハイレベルな弓道を目指すためには欠かせない技術で

あります。その部分だけでも最初に練習しておこうというのがこの「手の内の練習」です。

自分自身も手の内については、弓道10年以上の経験がありながら、まだまだピヨピヨッ子で

ございます^^;けっこう奥が深いです。

A素引き練習

実際の弓を、矢を使用しないで、引く練習をします。要は空引きです。ポイントは、弓の強さに

なれることと。ただ、この空引きで間違えて、放つ動作をしてしまうと、大変なことになります。

弦が顔、胸手、をバチンバチンと弾いて、アザになります。絶対に空引きではSHOOT☆しない

ようにしましょう!!で、ゴム弓で出来たことが、この空引き(素引き)で出来るようになったら

次へGO☆ですね。

 

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●まきわら3年 

と、言う言葉があります。きっと、まきわら練習を3年積み重ねてから、実際の的に向かって弓を

引きましょうってことなんだろうけど…、3年もやってられっかぁ〜(><) 高校3年終わっち

まうぁって!! まぁ、それほど十分に練習しましょうってことですね。さて、この「まきわら」とは

漢字で巻藁とかきます。まぁ、図を見てください。こんな感じで、わりと近距離で巻藁に向かって

矢を放ちます。矢を飛ばすという動作はここで初めて体験することになるので、最初はかなり

コワイです。でもとっても感動です☆ドキドキもんですよぉ〜。この巻藁練習では、矢を飛ばす

対象物が異なることと、アタリハズレがないだけで、もうほとんど、的に向かって弓道してるのと

同じです。念願の的まであと一息…。

 

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●念願の的に向かって〜SHOOT☆

高校のときはここまでたどり着くのに、約3ヶ月かかりました。ほぼ毎日欠かさず練習してですよぉ。

長い長い〜。でも今思えば、ほむま的には、妥当な期間です。これくらい基本練習に時間を

かけておかないと、後々なかなか上達出来ずに大変だと思う。なんにしても、初めて的に

向かって矢を放つときは、うれしくさ&緊張&アタマ真っ白でした。

矢を放った数秒は、なんていうんだろう…アタマ真っ白で時が止まりました。

こんな感動はなかなか味あえないですよ。宝物ですね。ちなみに下の画像は我が母校の

弓道場です。まさにここで念願の初射をしました♪

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